～「秀明自然農法」の理念に基づいて作る山田錦へのこだわり～
「秀明自然農法」というのをご存知ですか!?
『作物に肥料を使うのは、人の健康に対する医薬や栄養の考え方と共通した誤りがある』という岡田茂吉氏(1882～1955年)により提唱された自然栽培法で、「自然の力や土の力を生かして栽培する」という原理の元、自家採種から始まり、農薬、化学肥料、畜産産業由来の厩堆肥や、食品産業由来の肥料なども一切使用せずに栽培を行います。
(水田の場合、圃場に投入できるものは稲藁・稲の切り株だけになります。)
人為肥料を使わずに土を清浄に保つと、肥料に邪魔されないため、土本来の力(土に元々備わっている、植物を健全に育てる力)が発揮されます。
肥料を使うと作物も一時的に効果はありますが、やがて「土の養分」を吸収する本来の力が衰えるため、いつしか肥料の養分しかとらないように作物が変質してしまうのです。
ただ、農薬・肥料を使用せずに作物を栽培するのは、簡単なものではありません。
苗作りや除草作業などさまざまな場面で手間がかかります。
農薬・肥料を使用せずに栽培を行うため収穫量は制限されたものになりますが、自家採種を繰り返した清浄な種子を使い、清浄な土壌の元に育った山田錦は、安全で健全な、本来の山田錦の旨み・甘みを備えものになります。
また、栽培する圃場の有機JAS認証も、2003年より取得しています。
